おさむるばすのblog

ここでは自己紹介を書いています。ファッションやアニメついても

中二病

中二病という言葉は批判的、自虐的な意味が込められた言葉です。

思春期特有の思想が過剰に発現した状態を指します。僕も中学生のころはなんだかんだ世界は自分中心に回っていると思っていました。そして高校生頃になると高2病なるものも存在するらしく、これは逆に物事を斜に構え、達観する状態を指すようです。どちらかというと僕は高2病ですね。

「病」とついているのですからこれらの病は社会的には受け入れられない、早く卒業すべきこととみられているようです。もちろん大人になってもフリーメイソンだとかいってるのはどうしようもないというのは理解できます。まっすぐでいるべきですもんね人って。

僕は社会が中二病を冷笑する空気になにか違和感を感じていました。もちろん中二病と言われる人間の思考は現実との乖離があります。一方でそれはその人間の理想のようでもあると思います。それを冷笑する人間には一種の「諦め」のようなものが感じ取れます。「そんな夢見事言ってないで現実見ようよ」「早く大人になりなよ」という冷笑の裏には大人になることを強制された人間の諦めの感情があるように思えてならないのです。

別に中二病の話に限ったことではありません。日本人は正規ルートから外れた状態をけなすでもなく、怒るのでもなく「冷笑」します。そしてそれは自分自身の「諦め」と「羨望」からくるものなのだと思います。この文章自体も達観した「高2病」の文章だと言われそうですね。僕は普段様々な違和感を感じながら生きています。今日はその1つを書きました。